持続化補助金の活用法を知る
初めての方向けに、基礎からやさしくご説明します
持続化補助金で使える経費とは?
持続化補助金で使える経費とは?目的別の活用例とすべての対象経費
- 持続化補助金は、新しいお客様を増やすための費用の3分の2ほどを、あとから補助する制度です。
- 使える経費は公式に8区分。看板・チラシ・ホームページ・機械・展示会などが代表例です。
- 仕入れ・家賃・汎用パソコンは対象外。交付決定の前に発注や支払いをしたものも対象になりません。
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)は、小規模事業者が販路開拓に取り組む費用の一部を補助する制度です。とはいえ「自分のこの取り組みは対象になるの?」と迷う方は少なくありません。このページでは、よくある取り組みを目的別に整理したうえで、公式の補助対象経費8区分と、対象外になりやすい経費まで、初めての方にもわかるようにご案内します。
そもそも、持続化補助金は「何のための」補助金か
使える経費を理解するうえで、まず押さえておきたいのが制度の目的です。持続化補助金の目的は、小規模事業者の販路開拓(新しい顧客や販売先を増やすこと)と、それに付随する業務効率化を支援することです。
補助率(戻ってくる割合)は、原則として対象経費の3分の2です。補助の上限額は、通常枠で50万円です。
インボイス特例や賃金引上げ特例の要件を満たすと、上限が引き上げられます。両方を満たせば、最大250万円まで補助される場合があります。
賃金引上げ特例は、従業員1人あたりの給与支給総額を年平均3.0%以上増やすことが要件です。この特例を使う赤字の事業者は、補助率が4分の3に上がります。
つまり、かかった経費の3分の2前後が、あとから戻ってくる計算です。残りは自己負担になりますので、手元資金の計画もあわせて考えておきましょう。
なお、金額や要件は公募回ごとに見直されます。申請前に、必ず最新の公募要領をご確認ください。
ここが、とても大切なポイントです。
補助金の対象になるかどうかは、「その費用が販路開拓につながるか」で判断されます。
たとえば、同じ看板でも考え方が変わります。新しいお客様を呼び込むための看板なら、対象になり得ます。一方、古くなった設備をそのまま取り替えるだけでは、対象になりにくいのです。
「何を買うか」だけでなく、「なぜ・どう販路開拓につなげるか」が問われる。そう覚えておきましょう。
使える経費を「目的」で整理する
まずは、あなたが「やりたいこと」から考えてみましょう。よくある取り組みを3つの目的に分けて整理しました。
補助の対象になる経費(公式8区分)
持続化補助金の補助対象経費は、公式には次の8つの区分に整理されています。自分の取り組みがどの区分にあたるかを確認しておきましょう。各区分の詳しい解説は、経費別ガイドのページでもご覧いただけます。
業種別の活用イメージ
同じ持続化補助金でも、業種によって相性のよい使い方があります。代表的な活用イメージをご紹介します(あくまで一般的な例であり、採択や効果を保証するものではありません)。
対象外になりやすい経費
一方で、次のようなものは原則として補助の対象になりません。計画を立てる前に確認しておきましょう。
- ×商品の仕入れ・在庫の調達費用
- ×家賃・人件費・水道光熱費などの運転資金
- ×単なる設備の買い替え(販路開拓につながらないもの)
- ×自動車、汎用的なパソコン・タブレット、文房具、名刺など、目的外でも使える汎用品
- ×1取引あたり10万円(税抜)を超える現金支払い
- ×ネットオークション経由での購入
- ×交付決定(正式なGOサイン)の前に発注・契約・支払いをした費用
- ×事業実施期間中に使われなかった機械や、公開されないままのホームページ
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